2023年9月7日(木)から9月8日(金)の2日間、
神戸大学との産学連携プロジェクトである「プラスチック容器の環境負荷計算」について、
公益社団法人環境科学会にてポスター発表を行います。
本プロジェクトでは、バロンボックス®「クリーン」「スクエア」およびポリ容器と
一斗缶が生産されてから廃棄またはリサイクルされたときの環境影響をLCA※を用いて算出しました。
同学会ではポスター発表と当社の商品展示、口頭発表もございます。
・日時:2023年9月7日~8日
・場所: 神戸大学 鶴甲第2キャンパス
〒657-0011 兵庫県神戸市灘区鶴甲3丁目11
・要旨:
2019 年公表の「プラスチック資源循環戦略」には、基本原則の一つとして「プラスチックの分別回収と
リサイクルによる再生利用を意図した循環利用を図ること」が記載されている。
業務用液体容器の一種であるバッグインバッグ(BIB)は、薄肉のプラスチック成形容器であり、同容量の
プラスチックボトルと比較して未使用時の省スペース、廃棄物発生量の低減を意図した製品である。
BIB は、食品分野、化学分野等で様々な液体を保存するための容器として利用されている。
一方、使用後は主に焼却処理され、使い捨てプラスチックとして利用されているが、他の容器包装廃棄物
と同様に、循環利用されていくことが望まれる。
本研究は、BIB の循環利用システムを構築することの効果や課題等を検討することを目的として、
BIB のカーボンフットプリントを算出したものである。