小泉製麻株式会社

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ABOUT US小泉製麻について

伝統を土台に、変革を恐れず。

1890年創業の小泉製麻の歴史は黄麻(ジュート)紡績から始まります。
1991年に時代の変化に伴い当社の黄麻紡績は終息しましたが、
紡績時代から培った技術と知識は現在の化成品に引継がれています。
どのような時代でもお客様に高く満足して頂くため、
私たちは提案営業・企画開発・自社製造の3つの部門がひとつとなり、
新しいアイディアが湧き出る会社を目指しています。

提案営業

お客様に最適な
ソリューションを提案

お客様の課題に対して最適なソリューションを提案させていただきたい、という思いから「お客様に寄り添い、お客様にあった価値提案」をミッションとしています。
そのために大切にしていることは、お客様の声に耳を傾けることです。お客様のビジョンを共有させていただき、一緒に考え、マーケターとしての思考をふまえ、土木・農業・業務用液体容器・産業用繊維資材の4つの分野でお客様にマッチした提案を行います。
時には弊社にとってチャレンジングな課題のご相談を承ることもありますが、自社のネットワークだけでなく、国内外までアンテナを伸ばしお客様の課題解決のための努力を続けています。

企画開発

マーケットインで
価値ある商品をつくる

時代の変化やお客様からの要望に目と耳を向け、持ちうる知識・技術を織り込み、新しい商品を作り上げます。高齢化社会への適応、省力化、インフラメンテナンスの簡便化といった社会的課題から、次世代市場で必要とされるものに応える商品開発を目指します。
まずは現場ベースでのリアルなヒアリングを行い、多くの気づきを得ることを大切にしています。地道な過程を経るからこそ、日本の市場にマッチした自社開発や海外製品の導入提案が可能になるのです。
より良い開発とするために、実際のユーザーの元での試験とヒアリングを繰り返すことと併せて、大学研究機関や国・自治体といった専門的知見を有する様々な機関と連携することで、ユーザーニーズに合わせた開発に取り組んでいます。
社内社外を問わず連携を綿密に行うことで完成した開発品のひとつが、農業用シート『ルンルンシート 白ピカ』です。社内で営業部門・製造部門を交えたチームで作り上げた当商品は、糸に使われる樹脂の選定及び配合など創意工夫を込め、本来の防草シートとしての機能にとどまらず、光反射による遮熱性や光合成を促進する多機能な商品となっています。
産業資材・農業資材問わず幅広い分野において既存商品の型に収まらず、あらゆるアイディアを広げることで、次世代の市場にマッチした高付加価値資材の開発・提供を進めています。

自社製造

丁寧に正確に
日々信頼される商品を

小泉製麻の製造部門では、品質・供給量においてお客様に安心してご利用いただくため、設備アップデート・管理体制の見直しは欠かしません。高品質維持のためにも、新しい商品規格・技術にも対応するためにも、ひとりひとりが改善と学びを日々行います。

滋賀工場

滋賀県東近江市 設立年:1964年

高品質な商品を安定供給するために

小泉製麻のブロー成型事業は、1982年当時の本社工場(神戸)にて開始しました。1987年に業務用液体容器『バロンボックス』の製造拠点を滋賀工場に移して以来、増産を重ね、成型技術の発展に取り組んできました。 お客様に安心して商品をご利用いただくため、①成型条件のプログラミング管理 ②異物混入を防ぐ設備管理 ③リーク検査(ピンホール検査)のインライン化 ④全数目視検査を徹底し、品質管理を行っています。 製造部門と検査部門間ではface to faceのコミュニケーションが毎日行われています。情報共有を通して日々の変化に柔軟に対応することで、食品から工業まであらゆる分野のお客様に安定した供給を行います。

環境への配慮

高品質であることと環境に優しいモノづくりを両立させるため、設備の見直し・改善に取り組み続けています。

ISO9001
2000年 8月24日認証取得
ISO14001
2008年11月13日認証取得

近年の設備強化

1998年
陽圧化設備導入
2012年
在庫管理システム導入
2016年
キャップ組立画像検査梱包装置の導入
2018年
ブロー成型機増設
2023年
フィルム製袋機導入

岸和田工場

大阪府岸和田市 設立年:1960年

あらゆるニーズに応える技術力

社名の製麻にある通り、創業当時からの麻袋を中心とした紡績技術を土台に発展してきました。現在では、技術革新による新素材の出現などの時代の変革に対応し、ニードルパンチカーペット用基布から農業資材、防草シート、フレキシブルコンテナ原反の他、人工芝用基布まで幅広く生産しています。
糸・フィルムなど異素材の組み合わせ、特殊加工を可能とし、どのような素材にも対応する技術で、各営業・開発部門からのあらゆるニーズ・規格にフレキシブルに応じます。
用途にあわせて糸を変え機能性を充実させ、且つ多様な織り方で意匠性の高い商品を提供します。

高品質商品の提供

品質マネジメントを実践し、顧客の信頼と満足を得る商品を提供します。

ISO9001
2003年10月 9日認証取得

設備紹介

  • 押出成型機
  • 整経機
  • 織機
    製織工程では糸とフィルムを織り交ぜることが可能です。
  • 検反機
  • 捲縮加工機
    捲縮のための加工を別工程で行えるのは、国内では小泉製麻だけ。
    小さいロットでの捲縮加工のご依頼にも対応しています。
  • 検査機
    • 繊度測定(定長機、電子はかり)
    • 引張試験機(糸・クロス)
    • 恒温測定器
    • 遮光率・遮熱測定器
  • 試験織機
    150㎜幅で試験的に製品を作るための織機です。
    社内・社外のニーズに迅速に応え、製造拠点として新しい商品の拡充を支えます。