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【高温障害対策】夏の農作業をもっと快適に!「バロンスクリーンホワイト涼風」導入事例も

夏場の猛暑は年々厳しくなり、農業現場では作物の高温障害や品質劣化、また作業者の熱中症といった問題が深刻化しています。そこで注目されているのが、猛暑対策に使用できる資材です。
本記事では、高反射・高遮熱性能を備えた遮熱ネット「バロンスクリーンホワイト涼風すずかぜ」を中心に、その特長と効果、実際に導入された農家さんの事例を交えながらご紹介します。
猛暑による作物や作業環境への影響にお悩みの方へ、対策資材をまとめた「猛暑対策カタログ」を公開中です。
 

1.バロンスクリーンホワイト涼風とは?

遮熱・反射でハウスの高温をブロック

「バロンスクリーンホワイト涼風すずかぜ」は、農業用ハウスや畜舎の温度上昇を抑えるために開発された高遮熱・高反射タイプの白色ネットです。
 

 

選べる遮光率と柔軟な加工対応

  • 遮光率:MF50(約50%)、MF60(約60%)、MF70(約70%)
  • 特殊白色糸により太陽光を乱反射し、熱のこもりを軽減 
  • 紫外線反射による害虫忌避効果も期待できます
  • 200cm幅規格はご希望サイズに加工可能

 

2.実証データで見る遮熱効果

最大10℃の温度差を実現

実際に、畜舎の窓外に「バロンスクリーンホワイト涼風すずかぜ」を設置したところ、猛暑時でも未設置エリアに比べて最大10.1℃の温度差が確認されました(7月初旬/晴天時の試験結果より)。
乳量・乳成分・繁殖成績にまで影響が出る夏場の過酷な環境下でも、涼風の遮熱効果によって動物の健康はもちろん、作業者の熱中症リスク軽減にもつながります。
バロンスクリーンホワイト涼風_遮熱試験データ
 
*動画でも使用の様子をご確認いただけます。
 

3.作物だけでなく作業環境も改善

快適なハウス環境は作業効率や収穫精度にも影響。猛暑の中でも作業者が安心して働ける環境づくりにも貢献します。

導入事例①:ミニトマト農家さま(大阪府四条畷市)

ハウス上部(屋外)への設置で高温障害がなくなり作業環境が改善

近年の猛暑で果実の焼け・着色不良が増え、秀品率が低下。
そこでバロンスクリーンホワイト涼風 MF60をハウス天井部に導入した結果、

「ハウスの上部に設置しただけで、明らかにハウス内の温度が違う。トマトの色づきが安定し、収量・秀品率も回復しました。真夏は例年、30分ごとのこまめな休憩が必要な 環境でしたが、涼風導入後は体調を崩す作業者も おらず快適です。自動運転ファンの稼働も未導入 ハウスより1~2時間遅くなりました!」

 

導入事例②:アスパラ農家さま(兵庫県姫路市)

ハウスサイドに設置し品質と作業効率を改善

夏場の強い日差しで、昨年度はハウス両サイドの2列に高温障害が発生。
品質への影響も大きく、サイド部分の遮熱対策が課題となっていました。
そこで今年は、ハウスの側面に「バロンスクリーンホワイト涼風 MF60」を設置いただきました。

「まだ3月に展張したばかりで真夏はこれからですが、日射をやわらげることができそうです。
この夏の本格的な効果に期待しています」

4.設置場所や加工オプションも自由自在

ハウス上部・サイド・畜舎などに対応

バロンスクリーンホワイト涼風は、さまざまな用途に対応可能です。
  • ハウスの上部
  • ハウスの側面
  • 畜舎・鶏舎の窓 など

ハトメ・ロープ・幅カットなどの加工もOK

用途に応じて幅カット、幅継、長さカット、長さ継ぎなど様々な加工に対応しています。
幅方向は10cm単位、長さ方向は1m単位で加工いたします。

5.涼風はこんな方におすすめ!

  • 夏の高温で作物がダメージを受けている
  • 作業者の熱中症対策を検討している
  • 畜舎・ハウス内の温度管理をしたい
  • 防虫・防草とあわせた総合的な猛暑対策を考えている

6.まとめ|高温対策の第一歩は「涼風」から

農業用ハウスや畜舎の猛暑対策におすすめ

遮熱性に優れた「バロンスクリーンホワイト涼風」は、暑さに悩む農家さんの強い味方。
農業における猛暑対策資材として注目されています。
高温障害にお困りの方は、まずは一部導入からでもその効果を実感してみてください。
 
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※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。

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