採用コラム
先輩社員
【採用サイト】Next Step | 小泉製麻を退職して農業の道へ
目次
工藤のNext Step
総合職採用HPに登場している工藤のその後を紹介します。
2023年、工藤は小泉製麻を退社。現在は農家となり、神戸市内で「はま農園」の名でトマトを栽培している。
就農の選択に至った経緯から、トマト農家として過ごす日々についての追加インタビューを行った。
身近な人の笑顔が原点
就農で描く未来。
ーどうしてトマト農家になろうと思ったんですか。
小泉製麻もメーカーという立場で社会に貢献しているということはもちろん理解していますが、子育てなど環境の変化がある中で「もっとダイレクトに、身近な人を笑顔にできるような、喜びを感じられる仕事とは何か」を考えるようになりました。そんな仕事をしたい、と。
色々考えているうちに、”就農”という選択肢に出会います。長女が大のトマト好きということもあり、トマト農家の道を目指すようになりました。
小泉製麻もメーカーという立場で社会に貢献しているということはもちろん理解していますが、子育てなど環境の変化がある中で「もっとダイレクトに、身近な人を笑顔にできるような、喜びを感じられる仕事とは何か」を考えるようになりました。そんな仕事をしたい、と。
色々考えているうちに、”就農”という選択肢に出会います。長女が大のトマト好きということもあり、トマト農家の道を目指すようになりました。
ー農園の名前が「はま農園」ですが、由来はありますか。
名前には、2つの意味を込めていて、ひとつは私の旧姓の一部から。
名前には、2つの意味を込めていて、ひとつは私の旧姓の一部から。
もうひとつは私が住んでいる神戸の浜側の方々に美味しいものを届けたい、という思いから農園の名前を考えました。
会社の理解と働き方の柔軟性
社内のサポートや理解に助けられた。
ー会社にはどのように伝えたのでしょうか?
まず、この決意を誰に相談するのがいいかと考えた結果、いきなりですが、社長に直接お話しました。
電話をかけて、お話したいことがあるから時間を取って欲しい、とお願いしたんです。ランチのお時間をいただいて、自分で作った事業計画を見せて、トマト農家になる、ということをお伝えしました。
ありがたいことに、「その想いを応援する。販路で困ることがあったらサポートできるかもしれない」という心強い言葉もいただきました。
まず、この決意を誰に相談するのがいいかと考えた結果、いきなりですが、社長に直接お話しました。
電話をかけて、お話したいことがあるから時間を取って欲しい、とお願いしたんです。ランチのお時間をいただいて、自分で作った事業計画を見せて、トマト農家になる、ということをお伝えしました。
ありがたいことに、「その想いを応援する。販路で困ることがあったらサポートできるかもしれない」という心強い言葉もいただきました。
ー社長は受け入れ、応援してくれたんですね。
意思を尊重して応援の言葉をいただけたのはありがたかったですね。
意思を尊重して応援の言葉をいただけたのはありがたかったですね。
「いつ頃退職します」という話ではなく「トマト農家になります!」という意思表明だったので、今思えば社長も驚かれたかもしれませんね(笑)
その後、会社が見えないところで色々としてくれたと思うのですが、細かな部分は忘れてしましました。
その後、会社が見えないところで色々としてくれたと思うのですが、細かな部分は忘れてしましました。
ー意思表明から退職まで約1年間在籍していましたが、この期間はどのように過ごしていたのでしょうか。
できれば会社に在籍しながらトマト農家となるための準備を進めたかったので、週5日勤務から週4日勤務での働き方の相談やアグリ事業部への異動希望を出しました。
きっとそんな制度は整備されていなかったのではないかと思うのですが、人事・総務の方が見えないところで色々としてくれたと思います。柔軟に対応していただきとても助かりました。
できれば会社に在籍しながらトマト農家となるための準備を進めたかったので、週5日勤務から週4日勤務での働き方の相談やアグリ事業部への異動希望を出しました。
きっとそんな制度は整備されていなかったのではないかと思うのですが、人事・総務の方が見えないところで色々としてくれたと思います。柔軟に対応していただきとても助かりました。
ー希望に沿った部署異動と雇用形態になったわけですね。
なかなかそんな希望、聞いてもらえないと思うのですが、雇用形態を変更し、週4日勤務、アグリ事業部で商品の開発などを中心に携わらせてもらいました。
なかなかそんな希望、聞いてもらえないと思うのですが、雇用形態を変更し、週4日勤務、アグリ事業部で商品の開発などを中心に携わらせてもらいました。
アグリ事業部への異動を希望したのは、少しでも農業につながることを勉強して知識を深めたかったからです。
ー週4日勤務にして、1日は就農の勉強をされていたんですか。
週1日は神戸市のトマト農家さんのもとで栽培や農業について学ぶ日にあてていました。
週1日は神戸市のトマト農家さんのもとで栽培や農業について学ぶ日にあてていました。
このときお世話になったトマト農家さんは本当に親身になってくれる方で、今も分からないことがあったら相談できるよき師匠のような存在です。
トマト農家1年生
「美味しい」のために、試行錯誤を続ける。
ー全く初めての世界で苦労もあったと思いますが、印象に残っていることはありますか。
シンプルに夏の暑さがきついです。動いていなくても汗だくで。これは想像以上でした。
シンプルに夏の暑さがきついです。動いていなくても汗だくで。これは想像以上でした。
他にも栽培時の困ったできごとはありましたが、暑さ問題に尽きます(笑)
ーやはり暑さ問題は深刻なんですね。お子さまもいるので朝早い作業など両立が大変ではないですか。
朝早い方が望ましいとは思うのですが、必ずしも早朝からしないといけないというわけではないんです。
私の場合、ハウスが自宅から離れた場所にあるので、子どもたちを学校や保育園に送ってから仕事をスタートしないといけません。朝のスケジュールはずらせないので、季節問わず8時頃〜夕方にかけて作業をしています。
土日も休みなく働く、というイメージがありますが、自分でコントロールしながら切り上げるところは切り上げて、家族との時間もとれるように工夫しています。
朝早い方が望ましいとは思うのですが、必ずしも早朝からしないといけないというわけではないんです。
私の場合、ハウスが自宅から離れた場所にあるので、子どもたちを学校や保育園に送ってから仕事をスタートしないといけません。朝のスケジュールはずらせないので、季節問わず8時頃〜夕方にかけて作業をしています。
土日も休みなく働く、というイメージがありますが、自分でコントロールしながら切り上げるところは切り上げて、家族との時間もとれるように工夫しています。
ー小泉製麻との関わりはありますか?
今は私がユーザーとなって農業資材をいくつか使用しています。
農業資材ってけっこう使い捨てのものが多いんですが、個人的には少し高くても良いものを長く使いたい、という気持ちがあるので、小泉製麻の資材は丈夫だな、と感じています。良さを実感しました。
あと、神戸本社が入るサザンモール六甲内の「めぐみの郷」にトマトを出荷することもあり、今では本社の方々がよきお客様でもあります。「美味しかったよ!」と言っていただけると素直に嬉しいです。
今は私がユーザーとなって農業資材をいくつか使用しています。
農業資材ってけっこう使い捨てのものが多いんですが、個人的には少し高くても良いものを長く使いたい、という気持ちがあるので、小泉製麻の資材は丈夫だな、と感じています。良さを実感しました。
あと、神戸本社が入るサザンモール六甲内の「めぐみの郷」にトマトを出荷することもあり、今では本社の方々がよきお客様でもあります。「美味しかったよ!」と言っていただけると素直に嬉しいです。
ー小泉製麻での経験が役に立っていると感じることはありますか。
人とのコミュニケーションでしょうか。営業で人と人との関わりや、相手の背景を考える機会が多くあったので。
農業って作物と対話しているだけでは成り立たなくて、人との関わりはマストだと感じさせられます。
困った時には農家の先輩方に助けてもらったり、資材の販売店さんとの関わりもありますし、どこにいっても人と人とのつながりの重要性は感じます。
人とのコミュニケーションでしょうか。営業で人と人との関わりや、相手の背景を考える機会が多くあったので。
農業って作物と対話しているだけでは成り立たなくて、人との関わりはマストだと感じさせられます。
困った時には農家の先輩方に助けてもらったり、資材の販売店さんとの関わりもありますし、どこにいっても人と人とのつながりの重要性は感じます。
ーすでに大きなOne Stepをされていますが、これからの工藤さんにとっての One Stepは…。
事業規模を拡大したい、というより、まずは事業が安定的に継続できるレベルになるのが目標です。
私が栽培したトマトを食べた方に「美味しい!」と喜んで頂けることが何より幸せなので、試行錯誤しながらトマトづくりに邁進します!
事業規模を拡大したい、というより、まずは事業が安定的に継続できるレベルになるのが目標です。
私が栽培したトマトを食べた方に「美味しい!」と喜んで頂けることが何より幸せなので、試行錯誤しながらトマトづくりに邁進します!
インタビューを終えて
小泉製麻には、社員一人ひとりの「こうありたい」「○○したい!」という想いを尊重し、応援する風土があります。
今回の工藤のインタビューは、その象徴的なエピソードのひとつです。
新卒で小泉製麻に入社した工藤は、日々挑戦を重ねながら着実に「One Step」を積み上げてきました。
その姿勢があったからこそ、社長をはじめ会社全体が、大きな決意を全力でサポートしたのだと思います。
そして、退職後も良好な関係が続いているのは、工藤自身の人柄と、これまでに会社と確かな信頼を築いてきた結果ではないでしょうか。
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