商品コラム
農業資材
農業資材でいちごの生産を効率化!いちご栽培の課題・害虫防除や品質向上におすすめの資材を紹介!
目次
1.いちご栽培向けに必要な農業資材とは?
いちごの栽培では、適切な農業資材を使用し、いちごにとって最適な環境づくりをすることが大切です。
また、作業者の方にとって快適であるかどうかも毎日の作業をする上では重要な要素です。
現在のハウス環境にお悩みがある方に向けて、収量や品質を安定したものにするため、また作業環境の改善にも役立つ資材をご紹介します。
関連情報
📝パンフレットで情報を知りたい方は
1-1.害虫防除の資材
ハダニやアザミウマ類など、いちごを栽培していると注意したい害虫が発生することも。
外部からの侵入を防いだり、発生後は駆除したり、害虫対策の必要があります。
物理的防除と生物的防除の双方のアプローチで、害虫からいちごを守りましょう。
1-2.品質向上・収量UPにつながる資材
いちごの色付けや秀品率向上、収量UPも栽培における重要なポイントです。
資材を環境に合わせて使用し、いちごにとってベストな環境を整えましょう。
資材を環境に合わせて使用し、いちごにとってベストな環境を整えましょう。
1-3.作業環境を整える資材
ハウス内を快適な温度に保ったり、清潔に保ったりすることで作業環境が改善し、作業効率もUPします。
作物にとっても、作業者にとってもベストな環境づくりをすることをオススメします。
2.害虫対策に!いちご栽培におすすめの農業資材
2-1.ハウス外から入ってくる害虫を防ぐ
●ハウス周囲に「虫フラッとシート」を設置する
害虫対策の基本として、まずはハウス内に侵入させないことが重要です。
そのため、害虫忌避効果のある資材をハウス周囲に設置することをおすすめします。
当社の紫外線反射機能で微小害虫の侵入を抑制するシート「虫フラッとシート」はアザミウマ忌避試験で忌避効果50%以上を確認しています。
*害虫忌避効果を高めるには後述の防虫ネット「虫フラッとネット」との併用を推奨します。
📝 お客様でご使用いただいた事例紹介の記事はこちらから
●ハウスサイドのネットに「虫フラッとネット」を設置する
ハウス内への微小害虫の侵入を抑制するネット「虫フラッとネット」。
紫外線反射機能により、微小害虫の「飛行錯乱」を誘発させ、飛行害虫の落下を促します。
0.6mm目合でも害虫忌避効果が期待 でき、0.4mm目合のネットよりも通気性が向上します。
赤外線領域の反射機能により通常のネットよりも熱を通しにくいため、ハウス内環境の改善に貢献します。
★飛行錯乱のメカニズム
微小害虫は、背面に紫外線を受けることで、飛行姿勢を保ちます。
虫フラッとシートおよびネットは光を反射するだけでなく、紫外線域までを含む高反射が可能。
そのため微小害虫は飛行錯乱をおこして落下し、害虫忌避につながります。
上記2つの商品を併用することを推奨しています。
2-2.ハウス内で増えるハダニを駆除する
●天敵製剤「チリカ・ワーカー(チリカブリダニ)」を振りかけてハダニを駆除!
ハダニは葉の裏にくっついて吸汁します。被害が広がると、光合成ができなくなり、うまく育ちません。
「チリカ・ワーカー」はハダニの天敵であるチリカブリダニの天敵製剤です。
いちごの葉の上に振りかけるだけで、ハダニの天敵であるチリカブリダニがハダニを見つけて捕食します。
葉の裏に農薬散布をする手間がかからず、人にも環境にもやさしい駆除方法です。
農薬の抵抗性がついたハダニにも効果的です。
農薬の抵抗性がついたハダニにも効果的です。
2-3.スリップス(アザミウマ類)からいちごの花を守る
●「バロンスクリーンホワイト涼風」をイチゴの畝に設置して飛来を抑制する
スリップス(アザミウマ類)に寄生されると、果実が着色不良となったり、収量にも大きく影響します。
また、繁殖力が非常に強く、薬剤への耐性が発達しているので薬剤が効きにくいため、非常に厄介な害虫です。
「バロンスクリーンホワイト涼風」は紫外線を乱反射することで、スリップス(アザミウマ類)が飛行錯乱を起こします。
花芽の近くに設置することで、スリップス(アザミウマ類)を遠ざけ、害虫の被害を防ぎます。
花芽の近くに設置することで、スリップス(アザミウマ類)を遠ざけ、害虫の被害を防ぎます。
農薬の抵抗性がついたスリップス(アザミウマ類)にも効果的です。
2-4.害虫捕殺・モニタリングをする
「虫ペタッと大判粘着シート」で大胆に捕虫!
45cm×200cmの大判サイズ「虫ペタッと大判粘着シート」でダイナミックに捕虫。
織物の3次元構造が『エッジ効果』を引き起こし、害虫を誘引します。
特に、アザミウマ類は黄色や青色に強く引き寄せられる習性があり、黄色や青色の粘着トラップを設置するのが効果的です。
3.品質向上・収量UPに!いちご栽培におすすめの農業資材
3-1.実の色付けをよくして傷むのを防ぐ
水が原因でいちごが腐敗してしまったり、病気がまん延することもあります。
また、いちごは果実がやわらかく、傷つきやすい作物でもあります。
「バロンスクリーンホワイト涼風」は柔らかいネットで、果実を傷つけにくく、保護します。
シートがすのこ状になっており、水分が溜まりにくい仕様です。
畝の肩部に設置することで、実の品質向上に役立ちます。
また、黒マルチよりも、イチゴの赤色が映えて実も見やすく、収穫時の採り残しも防げます。
(採り残しがあると、腐った実が虫を媒介し、病気のまん延につながってしまうことも)
3-2.葉にたくさんの光を当てて光合成量を増やす
●「バロンスクリーンホワイト涼風」を畝に設置し、葉の裏に光を当てる
前述の通り、「バロンスクリーンホワイト涼風」は可視光線を高拡散反射するネットです。
畝に設置することで、葉の裏に光を当てる光合成量を増加させ、いちごの色付けを促します。
●「ルンルンシート白ピカ」をハウス内に敷設
防草シート「ルンルンシート白ピカ」は高い光反射率と遮熱効果を持つ織物防草シート。
独自開発した白い糸で従来品より高い太陽光の反射率を実現しています。
地面に設置することで作物にあたる光を増やし、光合成促進・果実の色付アップに貢献します。
光が乱反射することで光が届きにくい隅々まで、ハウス全体の光環境を改善し、シート周辺の温度・地温上昇も抑えます。
織物なので水が抜け、水たまりになりにくく、衛生面でも安心です。
4.環境改善に!いちご栽培におすすめの農業資材
4-1.残暑の厳しい時期に少し遮熱する
●低遮光カーテン「ビーナス Better Than Series ホワイト#30」「ビーナス ラッセル#35」をハウス天井に設置
遮光率の高い内張りカーテンではなく、低遮光なので、作物に光を届けつつ、少し遮熱・遮光し、残暑厳しい時期のハウス環境を整えることができます。
ハウス環境に応じてご検討ください。
4-2.圃場のぬかるみや泥はねを防ぐ
●防草シート「ルンルンシート白黒・黒黒」をハウス床面に敷設
ハウス内に防草シートを使用することで、ハウス内をより快適に、ぬかるみや泥はねなどの問題を解決できます。
「ルンルンシート」は織物の防草シートで、透水性があり、水が溜まりにくいため、ハウス内を清潔に保つことができます。
細かな織物のため、優れた防草効果を発揮します。
5.まとめ
いちご栽培に活用できるおすすめ農業資材をご紹介しました。
資材購入後に、「うちのハウスには合わなかったな…」「この地域・環境だったらこっちのほうが良かった」とならないように、目的に合わせ、資材選びの参考になれば幸いです。
資材購入後に、「うちのハウスには合わなかったな…」「この地域・環境だったらこっちのほうが良かった」とならないように、目的に合わせ、資材選びの参考になれば幸いです。
商品は現場に合ったものを選び、正しくお使いいただくことで、長期的に効果を実感いただけます。
環境や生産物に合わせて、活用できる資材をご提案させていただきますので是非お気軽にお問合せください。
環境や生産物に合わせて、活用できる資材をご提案させていただきますので是非お気軽にお問合せください。
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