会社のこと
活動・職場環境
社長と工場現場社員の1on1実施中
こんにちは。経営戦略室のHです。
小泉製麻では「会社をもっとよくするために」「仕事を楽しく続けてもらうために」
社内で実施している取り組みがいくつかあります、
今期は新たな取り組みとして「社長と工場社員との 1on1 」を実施しているので、そのご紹介をします。
1on1 とは
1on1ミーティングとは、上司と部下が1対1で行う対話のこと
近年、対話型のコミュニケーションを重視する傾向にあり、導入する企業も増えているようです。
耳にする機会もあるのではないでしょうか?
1on1にはこのような狙いがあります👇
- 上司は部下の話に耳を傾け、部下の声を聞く。
- 部下は上司に自分の考えを伝える。
- 上司からは思いをダイレクトに伝え、部下の成長促進や育成につなげる。
同じチームや部署内の上司と部下で行なうものが一般的ですが、
当社の1on1は「社長と社員の1on1」。
珍しいかもしれませんが、今期6月から新たに実施することになった取り組みです。
珍しいかもしれませんが、今期6月から新たに実施することになった取り組みです。
試行錯誤しながら進めている取り組みではありますが、ご紹介します!
なぜ社長と1on1?
当社は、本社と工場が同じ敷地内ではなく、離れた場所にあります。
● 本 社 :兵庫県神戸市
● 滋賀工場 :滋賀県東近江市(バロンボックス製造)
● 岸和田工場:大阪府岸和田市(防草シート、農業用カーテン等製造)
社長は本社のある神戸に通常出社しています。
現場のことを社長が知る機会はありますし、定期的に訪問することもあります。
が、現場の作業をしている社員と直接、腰を据えて話をするような場面はあまりありません。
以前は全社で集まる対面のキックオフイベントなどもありましたが、 ここ数年コロナ禍ということもあり
大人数での対面イベントが開催出来ておらず、今期も開催を見送りました。
そんな中で、
- 直接社長の言葉で、ひとりずつ丁寧に対話をして伝えたい!
- 現場の人たちの顔を認識して意見をしっかり受け止めたい!
という社長の思いがありました。
そこで、まず社長との接点が少ない現場作業に携わるメンバーと面談を実施することになりました。
実際の1on1の様子
1on1とはいうものの、実は私も同席させてもらっていて、
実際には「1on1+1」という形式になっています。
社長1on1の流れ
事前のアナウンス
● 面談予定の社員にアナウンス(メール)
● 工場内に告知(ポスター)
● 1on1実施に向けての思いや、当日話して欲しいことなど配信(社員向け動画メッセージ)
実施頻度/所要時間
● 頻度:月に1回程度
● 1人あたりの時間:30分~1時間
はじめは緊張した様子の社員の皆さんも、ザツダンを交えながら少しずつお話をしてくれるようになってきます。
実際にあがった話題
工場メンバーそれぞれの視点があり、様々な話題があがりました。
- 工場の暑さ対策についての改善要望(現場でできることの限界があり、会社側で検討できないか?)
- 業務上の困りごと共有(小さなことから大きなことまで)
- 会社の情報がなかなか伝わってこない
(伝えているつもりだったが実際には周知されていない) - 工場で実施している5S改善活動や小集団活動について感じていること
- 営業と同行して自分たちの作っている商品の使用現場をみたい
- 自身のキャリアについて考えていることや希望 など
工場内で解決できる課題もありますが、会社全体で取り組むべきものもあります。
部署横断で取り組むような課題の場合、
「誰に言っていいかよくわからなくて○○をしたい気持ちはあったけど、ずっと心に秘めていた…」
というケースも💦
社長の耳に入ることで、物事がスムーズに進むこともあるので、自分の意見や気持ちをダイレクトに
伝えられる良い機会です。
ざっくばらんな社長の人柄もあり、和気あいあいとした雰囲気で進むことが多かったです。
1on1実施後は…
面談者にアンケートを実施して、今後、会社企画でどのようなものがあったらいいか?
今回の1on1での率直な意見などをヒアリングしています。
また、社員とお話しておしまい!というわけではなく、そこででた声を拾い上げて、
関連部署のメンバーで「落とし込みミーティング」を実施しています。
いくつかのテーマを現在進行形で取り組みはじめているところです。
また後日、こちらのコラムで取り組み内容をご紹介できればと思います。
また後日、こちらのコラムで取り組み内容をご紹介できればと思います。
アンケートでは、
- マンツーマンで対面で社長と話す機会は貴重なので、このような場がセッティングされてよかった
- 社長の思いを丁寧に熱意を持って話してくれたので、気持ちが伝わった
- なかなか伝えられない自分の意見も伝えることができた
- 今後も社長(や経営陣)と直接・しっかり話せる機会が継続してあったらいいと思う
という意見を多くいただきました。
ただ、
- 色々お話したい気持ちはあったが、緊張してしまってうまく話ができなかった
という方もいて、リラックスしてもらったり、話しやすいような場づくりをしたり、
運営側での反省もあります。
工場をもっともっとよくしたい
社長と工場との1on1は
「もっと働きやすい工場に」
「もっと働きがいがある工場に」
「工場を盛り上げていきたい」
といった思いが込められています。
「もっと働きやすい工場に」
「もっと働きがいがある工場に」
「工場を盛り上げていきたい」
といった思いが込められています。
小泉製麻の掲げるキャッチフレーズ「One Step Forward!」は社員だけに向けられたフレーズではなく、
社長自身も意識している大切なフレーズです。
少し行動を変えてみる、一歩踏み出してみる、そんなことをひとりひとりが日々積み重ねて、
チームを、工場を、会社を、よりよくしていきたいと思います。
滋賀工場や岸和田工場について、会社概要ページでご確認頂けます。
📢 工場についての記載もあります|会社概要ページ