商品コラム
物流資材・カバー
フレキシブルコンテナ|PE内袋の用途、仕様、セット方法
今回は、フレキシブルコンテナと切っても切り離せない関係にある「PE内袋」についてご紹介します。
PE内袋とは
「PE内袋」と書いて「ポリエチレンないたい」と読みます。
分かりやすく言うと、「ものすごく大きくて分厚いポリ袋」です。
フレキシブルコンテナの内側に装着して使用します。
PE内袋の規格は、厚み(㎛)× 折径(㎜) × 長さ(㎜) で表されます。
厚みは50㎛~100㎛が一般的です。
PE内袋が必要なとき
「なぜPE内袋を使うの?その目的は?」と聞かれたら、
なんと言っても「防湿効果」が期待できるからです。
化学薬品・工業薬品原料などの内容物によっては、
湿気により膨張や固体化などの変化を引き起こす可能性があります。
湿気と内容物の劣化を防ぐためにPE内袋を使用します。
また、内容物の粉漏れ防止や異物混入対策にもその効果を発揮します。
PE内袋を使用する目的・期待できる効果
◎ 防湿効果により、内容物の劣化(膨張や固体化など)を防ぐ
◎ 内容物の粉漏れ防止
◎ 異物混入対策として
PE内袋の種類とセット方法
PE内袋の形状
形状は主に3種類です。
1|上下カットタイプ
チューブ状の袋の上下をカットした状態なので、口部が上下とも開放されたPE内袋です。
底部のシールがなく密封状態ではありませんが、一番リーズナブルな内袋です。
排出口を開くと同時に内容物を排出することができ、PE内袋をカットする必要がありません。
2|底部平シールタイプ
「上下カットタイプ」の底部を熱シールで閉じたPE内袋です。
3種類のうち、もっとも一般的な形状です。
底部がシールされており防湿効果も高いです。
排出時にはPE内袋の底部をカットする必要があります。
3|底部玉シールタイプ
「上下カットタイプ」の底部をつづら折りに束ねて、熱シールで閉じた内袋です。
「底部平シールタイプ」同様に排出時にはカットが必要ですが、
カットする部分が玉状にまとめられているので破れたPE内袋が混入する可能性も低くなります(カットも簡単です)。
当コラムページ内の画像で、フレキシブルコンテナにセットされている内袋はこのタイプです。
PE内袋のセット方法
PE内袋のセット方法はこちらの手順をご参考ください。
PE内袋は投入口から差し込み、排出口から引っ張り出します。
PE内袋付きフレキシブルコンテナとは。
お客様からのお問合わせで特に多いのは、「PE内袋付きのフレキシブルコンテナはありますか?」ですが、
その他の点でも、お困りの際はぜひ一度ご相談ください。
お客様からよくいただくご質問・ご要望をこちらでもご紹介いたします。
🗣 小ロット規格品のPE内袋付きのフレキシブルコンテナを探している。
💡 当社の規格品への内袋セットをご提案!解決しました。
🗣 充填現場でPE内袋をセットできる環境にないのでフレキシブルコンテナへ装着して欲しいのだけど。
💡 ご希望のPE内袋の手配から、セットまでをご提案!解決しました。
🗣 PE内袋付きフレキシブルコンテナを検討しているが、海外生産品ほどの納期を待てないのだけど。
💡 国内でのPE内袋セットをご提案!納期問題を解決しました。
🗣 内袋付きフレキシブルコンテナの海外生産品を探しているのだけど。
💡 500枚以上でオーダーメイド品のPE内袋付き海外製フレキシブルコンテナをご提案!解決しました。
当社では、「国内の協力工場にて小ロットでのPE内袋セット」に対応いたします。
具体的には、フレキシブルコンテナに国内生産のPE内袋を協力工場でセットし 納入いたします。
もちろん、お客様のご要望に合わせた最適なPE内袋をご提案いたします。
最少ロット50枚~可能です。
フレキシブルコンテナへのセット
フレキシブルコンテナ+ 国内生産のPE内袋
・最適なPE内袋をご提案
・小ロット対応可能!50枚~OK!
・国内手配=安心安全の高品質!国産品です。
・国内にて内袋をセット=安心の品質管理・安全の異物混入対策!
PE内袋をご検討の方に。
PE内袋の話って、電話や文章では伝わりにくいですよね。
実は私、過去に内袋の形状を間違えて納品し、お客様の納期に間に合わせるために自ら現場でPE内袋セット作業を行ったにが―い経験が。
これがなかなか大変だったんですよね。今でも忘れられません。
このコラムを通じて、PE内袋のイメージをうまくお伝え出来たら幸いです。
また、PE内袋をセットする際に海外製フレキシブルコンテナの国内検品も可能です。
お客様のいろいろなお困りごとに経験豊富な営業員が色々な角度からご提案させていただきます。