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新開発中の畦畔用シートの施工に行ってきました!

こんにちは。小泉製麻岸和田工場の徳平です。
本日は農林水産省 官民連携新技術開発事業
「農地畦畔における草刈り”ゼロ化”管理の省力化技術の開発」
の試験施工に行ってまいりました。
施工途中の状況です。
畔の雑草を茎葉処理剤で取り除き、縞模様に見える特殊なシートを施工します。
 
そして、シートに穴を開け芝生を植えます。
 
施工完了!この芝がシートの上から畔全体を覆うということです。
 
2~3年で芝に覆われシートは見えなくます。
 
これは防草シートと芝のアレロパシー作用※の合わせ技で畦畔を草刈り不要な芝生にして、管理の省力化を目指す工法なのです。
 
(※他感作用といわれ、植物や微生物が放出する化学物質によって、
他の植物が何らかの作用を受ける現象をいう。)
 
従来の芝種子の吹付工法では、雨に流されてしまったり、芝がアレロパシーを十分発揮する前に
雑草が侵入してしまったりして、失敗することがありましたが、
この工法なら心配無用!…を目指して開発中です!
 
まだ発展途上の工法ですが、みなさんの目にも入るよう全国の畦畔を覆うヒットとなることを
期待して開発してまいります。
 

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