繁茂する つる性植物・葛(くず)にバリ押し!
バリオスネットで管理コストをダウン<NETIS登録品>
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物流資材・カバー - 農業資材
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バリオスネットがNETISに登録されました
この度、当社のバリオスネットが国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されました。
そこで今回は、従来のつる性植物対策と異なるバリオスネットについて開発担当者よりご紹介します。
くず植物対策はなぜ必要?
写真のような状況を見られたことはありますか?
地面から生えたつる性植物・葛(くず)が地面からフェンスによじ登り、すっかりフェンスを覆ってしまっています。
葛がフェンスやネットに一度絡みつくと除去するのは一苦労です。
葛を放置すると繁茂した葉の影が害虫の生態に好条件となり、毛虫やカメムシなどの発生増加を誘発し、周囲の工作物に悪影響を及ぼします。
また、繁茂した葉やつるが道路まで侵出すると、雨天時などにスリップ事故の原因となる恐れもあります。
くず植物対策の現状と課題
多くの自治体・管理団体 はこの葛を定期的に刈ったり、防草シートを施工したりすることで管理しています。
しかし、草刈り時には葛に足を取られたり、地蜂(土の中に巣を作る蜂)が巣を作っていることもあり危険が伴います。
葛は繁殖力が強いため、年に2回程度の 草刈りが必要となり労務コストもかさみます。
防草シートで対策できるのか?
道路維持管理をされているお客様より、「法面の葛が繁茂していて困っている。防草シートで抑えられないか?」とご相談を受けました。
現場の法面には電柱があり、その電柱への葛の巻き付きを防止したいというご要望でした。
当初は弊社の防草シート『緑化マルチフェルトエバー』で抑えていました。
しかし、やがて防草シートを敷設エリアの周囲から葛が繁茂してシートを覆うようになってしまいました。
防草シートだけでは、繁殖力の強い葛の抑制は難しかったのです。
くず植物を抑えるバリオスネット
そこで思いついたのが、獣害対策ネット・防風ネットとして開発された『バリオスネット』の活用でした。防草シートと異なり目合のあるバリオスネットならば、広葉の雑草を抑制しつつも法面維持に必要な植物は適度に残せると考え、試しに防草シート周辺に施工してみました。
数ヶ月経過観察したところ、葛はバリオスネットの目合いを突き抜けることはありませんでした。
葛によりフェンスの見通しが悪いと不法投棄も多くなりますが、葛の登攀(とうはん)が少なくなることにより防犯対策にもなりました。
使用商品
[つる性強壮雑草(葛)登攀防止ネット]
バリオスネット
・NETIS(国交省新技術登録)登録商品 KK-190007-VE
・立ち入り防止柵・転落防止策・フェンスなど支柱設備のある場所のつる性植物の登攀防止にご利用いただけます。
・つる性植物対策以外にも、高強力性を生かして獣害対策・強風対策としてもご利用いただけます。
・商品(バリオスネット)についてはコチラをご覧ください。
Comments
効率的な葛対策をご提案できて嬉しいです
[開発者のコメント] 小泉製麻・開発チーム K.O
最初は「葛対策向けの防草シートを提案して欲しい」というご相談だったのですが、防草シート単体以上の葛対策・バリオスネットをご提案することができました。
その後、改良を重ね葛の抑制力を上げると同時に、施工実績も増やしてきました。
今では「葛対策のバリオスネット」と知ってくださる方も増え、地面だけでなくフェンスに施工する事でより高い抑制効果がみられます。
バリオスネットと防草シートがしっかりと葛を抑制するので、草刈りの回数を減らし労務コストダウンにつながる提案ができるようになりました。
お客様が課題をくださったことに感謝です。