How to Use

バロンボックス®
クリーン/クリーンαの正しい使い方

– 推奨手順とNG事例 –

ブロー成形BIB「クリーン」「クリーンα」を使用する上での基本的な使用方法をご案内します。
安全に正しくお使いいただくため、以下のような点にご注意いただきますようお願いします。

01

個装ケースの製函

まず、個装ケースを組み立てます。
充填の準備をしていきます。


02

「クリーン」
集合梱包ケース開梱

粘着テープを剥がして開梱します。
中の「クリーン」を傷つけることがありますので、鋭利な刃物は使用しないでください。

POINT


03

「クリーン」を集合梱包ケースから取り出す

クリーンは25枚重ねになっています。
両手で持って丁寧に扱ってください。
取り出す際に、投げたり引きずったりしないでください。

POINT


04

「クリーン」を個装ケースにセットする

組み立てた個装ケースに「クリーン」(内袋)をセットします。
ケースのフラップ部分に容器が当たらないよう注意してください。
片手で扱うと、個装ケースのフラップ等に接触することがあるため両手で持って作業してください。

POINT


05

「クリーン」の展開~充填

液重展開の様子

注ぎ口を引っぱり出し、充填機のネックガイドにセットします。必ず固定した上で充填してください。
充填機のノズルを注ぎ口や容器内側に当てないでください。傷がつき、液漏れなどの原因となる恐れがあります。

※充填は液重えきじゅう展開(充填時の液の重さを利用し、自然に容器が展開します)を推奨しています。(角部分の折れ傷がつきにくいため)
※泡立ちやすい内容液などで、あらかじめ容器を膨らませておく場合は、手で容器を広げずに強すぎない風圧でブロアーを使用しエアーを吹き込んでください。

POINT


06

キャッピング

過度な脱気はNG

キャッピングの際に過度な脱気は行なわないでください。
過度な脱気は、容器の角部分が硬化し、輸送時に個装ケースと擦れることで、液漏れの原因となる恐れがあります。
キャップの推奨締めトルク圧は3N・mです。

POINT


07

封緘

充填した容器が個装ケースにきっちりとセットされているか、しわや折れ、ねじれなどがないか、キャップがしっかり締まっているか等を確認し、封緘します。

POINT


その他の注意点

その他の注意点をまとめています。「バロンボックス®」お取り扱いの前にご確認をお願いいたします。

CHECK! – 確認事項

ガス抜きキャップ

内容液と容器・キャップとの相性を確認

ガスが発生する内容液には「ガス抜きキャップ」をご使用ください。ご使用前に、実液を用いた各種試験(充填、輸送、保管等)を行い、内容液との相性をご確認ください。


高温充填は事前にご確認ください

バッグインボックスの通常推奨温度は60℃以下です。
高温の液体を充填後、衝撃が加わると破袋や変形の危険がありますので、お取り扱いに注意ください。
ご不明な点がございましたら個別にお問い合わせください。

NG! – 禁止事項

横積み保管厳禁

集合梱包ケースを横積みにすると、内容器に折れグセがつく場合があります。

※折れグセは充填後輸送時に個装ケースとの擦り傷の原因となることがあります。


注ぎ口を持って振り回さないでください

注ぎ口を持たない
振り回さない
放り投げない