山もりの改善点に、
山もりのやりがい。
河池
スタッフ|工場改善活動事務局
35歳/勤続年数2年
大久保
スタッフ|生産管理係
19歳/勤続年数2年
- 河池さん
- こいちゃん、こんにちは!
何ニヤニヤしているの? - こいちゃん
- あ、こんにちうま!
さっき澤さんに製造現場を見せてもらって、
あまりにも楽しすぎたから…(照)。 - 河池さん
- 製造ラインはずっと見ていても飽きないよね。
- こいちゃん
- 河池さんは、どんな仕事をしているの?
- 河池さん
- 僕は、工程変更や成形計画の立案など
製造に関わる業務を担当しているんですけど、
別の顔として「工場改善活動」の窓口もやっています。 - こいちゃん
- 工場改善活動?
- 河池さん
- 日々の仕事の中で、改善すべきことを洗い出して
工場を良くしていこうっていう活動です。
5つあるチームごとに改善活動内容を決めて
実行するんです。僕の役割は、各チームが考えた
活動内容をチェックしたり手直ししたりして精度を上げて
上長へ提案すること。いわゆるサポート役です。
- こいちゃん
- 難しそうな仕事うま。
あ、そういえば澤さんのチームが
機械がちょこちょこ止まるトラブルを防ぐために
センサーをつけたって言ってたっけ。 - 河池さん
- そう、あれも工場改善活動の一環です。
製造チームには「良品率アップ」という目標があるんです。
良品率を100%に近づけるため、センサーで事前に
不具合を感知させて、不良品が出る前に機械を止めて
防ぐことにしたということなんです。 - こいちゃん
- なるほどうま~!それで良品率は上がったの?
- 河池さん
- もちろん、不良品が減ったので良品率は上がりましたよ!
トータルで年に約200万円のコスト削減につながったので、
成功例のひとつじゃないかな。 - こいちゃん
- 200万円も?それは大成功うま~!
- 河池さん
- 製造工場の場合は、どうしても一定量の廃棄が
出るんだけど、改善活動のおかげで廃棄量が
なんと3割も減ったんですよ! - こいちゃん
- すごすぎる~!
改善活動でスタッフの負担が減って、
コストも削減できて、うまうま(ウィンウィン)だね! - 河池さん
- わかってるね、こいちゃん!
僕も本当にすばらしい活動だと思います。
工場改善活動の一例
- 不良品の削減
- 在庫が増えすぎないようにする
- 検査体制の改善
- 倉庫内の整理整頓
いろんな
改善があるんだね
改善があるんだね
- こいちゃん
- 改善活動が始まってから、みんなに何か変化はあった?
- 河池さん
- めちゃくちゃありましたよ!
今まで自分の作業をこなすだけだった人たちが、
前のめりで活動に参加してくれるようになりましたし、
みんなの考え方が確実に変わってきましたね。 - こいちゃん
- うま~!もしかしたらみんなの考え方が
変わってきたことが、いちばんの成果かも~! - 河池さん
- そこがポイントです!
マジメな話をすると、人件費や原材料費、包材費・
光熱費の高騰など、シビアな現実がある中で、
この活動は今後、工場運営のカギになると思っています。
誰かにやらされた活動って基本的に根づかないので、
自ら考えて取り組める人材を増やしていきたいですね。
- こいちゃん
- 常に危機感を持っておかないとダメってことだね。
そのための人材育成は大切うま! - 河池さん
- といっても、工場長から僕が直接そういう役割を
与えられているわけではないんですけどね。
ここで働くみんなのために、自分なりに行動しているんです。 - こいちゃん
- 素敵~!河池さんも熱い人だうま~!
ボクももっと、みんなの役に立てるようにならなくちゃ。 - 河池さん
- 実は僕、ここへ入社する前は大手の工場で10年間
働いていました。転職先に滋賀工場を選んだのは、
まだまだ発展途上の工場だから。大手の良さを経験した
僕だからこそ、できることがたくさんあると思ったんです。
- こいちゃん
- なるほどうま~。
経験があるから改善点がどんどん出てくるんだね! - 河池さん
- そうそう。
改善点は山ほどあるので、その分やりがいも山ほどあります。
こいちゃんも一緒にがんばりましょう! - こいちゃん
- うま(ラジャ)!
河池さん、今日はありがとうございました!! - 大久保さん
- こいちゃん、こんにちは!
今から私の仕事場を案内しますね。ついてきてください。
- こいちゃん
- こんにちうま!
大久保さんは工場とちがう場所にいるの? - 大久保さん
- そう、別の建物なんです。
こちらですよ。どうぞ~!
- こいちゃん
- わ~!新しい建物だうま~!キレイで快適~♪
大久保さんはここでどんな仕事をしているの? - 大久保さん
- 私は、納品書や請求書などの会計処理のほかに、
伝票を作って倉庫係に明日の出荷分を依頼する
業務を主に担当しています。月末月初は、倉庫係とは
関係のない経理の仕事でバタバタしています。 - こいちゃん
- なんだか忙しそううま。
少しでも遅れたりしたら大変なんじゃないの? - 大久保さん
- そうなんです。
急な追加対応やキャンセルなどで、自分の作業が
遅れたせいで、チェックしてくださる上長や
倉庫係の方に迷惑をかけてしまったことがあって…。
後の作業のことも考えながら、仕事をするようになりました。
- こいちゃん
- 大久保さんの部署には何人いるの?
- 大久保さん
- 4人です。上長と先輩が2人。
みなさんやさしくて気軽に話せる方ばかり。
自信のない仕事も、まずはやってみて
間違ったらサポートしてもらえる環境ですよ。 - こいちゃん
- 安心して働けるね~。
- 大久保さん
- はい。毎日先輩たちから学ぶことがいっぱいです。
実は今、品質管理の資格(QC検定)と経理に必要な
資格(日商簿記検定2級)の取得をめざしているんです。
もちろん、自分のためでもあるんですけど、
少しでも早く工場に貢献したい気持ちが強くて。 - こいちゃん
- すごいうま~!でも資格を取るのって大変でしょ。
- 大久保さん
- 大変ですよ。でも、工場には資格取得支援があるから
費用の面でも安心ですし、何よりも工場長が思いきり
後押ししてくれるから、がんばろうって思えるんです。
製造業に必要な資格(例)
- QC検定3級:品質管理の手法や実践などが問われる民間の検定試験
- IE士:生産部門の生産性向上を図る専門エンジニアを認定する資格
- VEリーダー:VE活動のリーダーに必要な基礎知識の習得を認定する資格
※VE(Value Engineering)とは、製品やサービスの「価値」を、それが果たすべき「機能」とそのためにかける「コスト」との関係で把握し、 システム化された手順によって「価値」の向上をはかる手法
- 簿記検定2級:企業活動や会計実務における適切な処理・分析が求められる資格
- 衛生管理者:労働者の健康と安全を守るため衛生環境全般を管理する国家資格
- こいちゃん
- キラキラ輝いていて、かっこいいなぁ。
がんばってね!ボクも応援してるうま! - 大久保さん
- こいちゃん、ありがとう!
- こいちゃん
- あ!今気づいたうま~!窓からの景色がさいこ~!
- 大久保さん
- でしょ~!ここからの景色、お気に入りなんです。
夕方になると夕日がめちゃくちゃ綺麗ですよ~! - こいちゃん
- うま~!いいないいな~!
滋賀工場ってホントにいいところですね~。 - 大久保さん
- ふふふ。実は他にもいいことがあるんですよ。
- こいちゃん
- うま~?なになに?
- 大久保さん
- フレックスタイム制があるので、歯医者へ行けたり
お買い物できたり、平日に用事をすませられます。 - こいちゃん
- 平日に動けると、みんな助かるうま~。
フレックスタイム制
11:00~15:00がコアタイム(1日のうちで必ず就業しなければならない時間帯)で、その前後なら自由に出勤・退勤時刻が決められる制度。月の総労働時間を下回らないよう、自分で働く時間を調整できます。
これは
嬉しいうま!
嬉しいうま!
- 大久保さん
- そうなんです。
個人的にうれしいのは、誕生日にケーキが
食べられることや夏場にアイスをもらえること。
ちょっとしたことですが、インフルエンザの
ワクチンが無料で受けられるのもありがたいですね。 - こいちゃん
- え~~!うまうまうま(羨ましい)~!
- 大久保さん
- ケーキやアイスは、工場長のアイデアなんですよ。
- こいちゃん
- 工場長ってやっぱり素敵な人だうま~!
大久保さん、いい話をありがとうございました! - 大久保さん
- ありがとうございました!
こいちゃん、今からオリバーソースさんのところへ
製品を納品しに行くんだって? - こいちゃん
- そう!とくべつに連れて行ってもらえることになったうま♪
行ってきま~す!!
聞きました